クラウドネイティブへの取組み

近年の改正電子帳簿保存法、インボイス制度などの制度変更、ISDN廃止などを背景に、 共通EDIシステムへのユーザーニーズが高まってきています。 しかし、従来のVMをベースとしたシステム基盤では、変化に強く、堅牢なサービスを提供することは困難となってきました。

求められているのは、負荷に応じて柔軟にスケールアップでき、なおかつ高可用性を担保できる、 クラウドネイティブな、新しいサービス基盤です。

そこでEcoChangeが選択した答えは、IBM Cloudのマネージドサービスとの組み合わせによる、 新システム「EcoChange on IBM Cloud」へのリニューアルでした。

私たちは、日本IBM社のコンテナ共創センターに参加し、同センターのクラウドネイティブ技術者による技術アドバイスと コンテナ基盤を最大限に活用することで、既存アプリケーションのコンテナ化を達成。 コンテナ共創センターでの取り組みについては、こちらを参照ください。
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/g-wise-ecochange-containerization/
(IBMソリューションブログに遷移します)

EcoChange on IBM Cloudとは

中小企業向け共通EDIシステム「EcoChange」はIBM Cloudでコンテナ化を実現しました。インボイス制度の施行、電子帳簿等保存制度の改正、ISDN回線の廃止など激しい変化の中、共通EDI利用者の大幅な増加に備え、柔軟にスケール可能でかつ高可用性なインフラを準備するためにコンテナテクノロジーを採用しました。今後も、社会の変化を柔軟に捕らえ、より良いサービスをご提供できるよう邁進して参ります。

柔軟性

アプリケーションのコンテナ化により、サービス・デプロイの迅速化。ユーザーニーズにフレキシブルに対応。

高可用性

フルマネージド・コンテナ・サービスにより、事前定義されたインフラストラクチャ―を自動保護。

セキュリティ

DNSやWAFなどの統合的なインターネット・セキュリティにより安全性を確保。